人の目ばかり気にしていた頃の私へ

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昔の私、
いつも人の目が気になって仕方がなかった。

誰かに見られている気がして、
「ちゃんとしてないと怒られるかも」
「サボってるって思われたらどうしよう」
そんな不安が、ずっと頭の中をぐるぐるしていた。

職場でも学校でも、いつも周囲の行動をチェック。
誰かが動けば、自分も動かなくちゃ。
誰かが頑張ってると、自分も頑張らないと。
まるで監視カメラみたいに、ずっと人の様子を見ていた。

ただ私が安心したかっただけなんだと思う。

今思えば、すごく息苦しかったな。
だけど当時の私は、それが“普通”だと思っていた。
“がんばりすぎている”ということにも気づけなかった。

でも本当は、
誰も私をそこまで見てはいなかったし、
ちゃんとしなきゃってがんばる私を、
誰も「怠けてる」なんて思っていなかったのかもしれない。

私は、誰かに「大丈夫だよ」と言ってほしかっただけなんだと思う。
「そのままでも、いいんだよ」って。

あの頃の私を、今の私は責めることは出来ない。
だって、それだけ不安だったんだと思う。
誰かに迷惑をかけるのが怖くて、
「ちゃんとしなきゃ」って自分に言い聞かせていた。

今も、ふとした瞬間にその癖が出る。
でも、そんなときは「そっか、また不安なんだね」って
自分の気持ちに少しだけ寄り添うようにしている。

あの頃の私も、今の私も、
がんばってる。それでいいじゃん。

もし、昔の私のような人がいたら、
「それ、わかるよ」って伝えたい。
安心できる場所は、いつかきっと見つかるから。