恋愛中の彼が冷たいのは回避型愛着障害が原因だった!?

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なんだか彼が冷たい…もしかしてそれ、回避型愛着障害が原因かもしれません。

照れてクールなだけだと思っていたら、長く付き合っても本音を話したり感情表現をしてくれない。そんな悩みを抱える方に読んで頂きたい記事です。

一体、回避型愛着障害とは何なのでしょうか?

回避型愛着スタイルとは

「回避型愛着スタイル」は、幼少期の親との関係から形成され、親密な関係を避ける傾向が強い人に見られる愛着スタイルです。

このタイプの人は、深い関係や親密なつながりを恐れることが多く、他人に対して冷たく見えることがあります。心の中では愛されたいと感じているものの、その気持ちを表現するのが苦手です。

結果的に、恋愛では一人でいる方が楽と感じたり、依存しない・依存させないというスタンスをとることが多いです。

回避型愛着スタイルの人は、親密さに恐れを感じ、他人と深い関係を築くことに不安を覚えます。そのため、恋愛しづらい状況に陥りがちです。親密になると、関係を断ちたいと感じたり、連絡を取りたくないと感じることもあり、「人間関係リセット症候群」と呼ばれる状態になることもあります。

回避型愛着スタイルは悪いことではありませんが、愛着スタイルによって生活に支障が出ている場合は、愛着障害と呼ばれます

愛着スタイルの種類について

愛着スタイルは、主に以下の4つに分類されます

  1. 安定型愛着スタイル
    自分と他人に信頼を置き、適度な距離感を持ちながら親密な関係を築くことができるタイプです。このタイプの人は、感情表現が豊かで、パートナーとの関係も安定していることが多いです。
  2. 不安型愛着スタイル
    このタイプの人は「愛されたい」「嫌われたくない」という強い欲求があり、相手に対して執着しやすい傾向があります。パートナーに対して依存しがちで、適度な距離を保つのが難しいと感じることが多いです。
  3. 回避型愛着スタイル
    上で説明した通り、親密さや依存を避け、一人でいる方が楽だと感じる人のことを指します。トラブルを避けたい、面倒な人間関係から身を引きたいなどの気持ちから一匹狼のような行動をしたりします。
  4. 混合型愛着スタイル
    不安型と回避型の特徴を持ち合わせたタイプで、親密な関係を求める一方で、裏切られることを恐れて相手を避けてしまうことがよくあります。

特に不安型と回避型は恋愛において惹かれ合うことが多く、不安型×回避型のカップルはとても多いです。しかし、相手と一緒にいたい・依存していたいと感じる不安型と、距離をとっていたいと感じる回避型は真反対の性質であり、そういった相性の悪さや価値観の違いから別れを選ぶカップルも少なくありません。

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あなたの愛着スタイルは?

回避型愛着障害の恋愛

回避型愛着障害を持つ人は、恋愛において「深い関係」を恐れるあまり、相手との距離を保とうとします。例えば、パートナーから感情表現を求められたり、甘えることを期待されたりすると、急に冷たい態度をとったり、淡白な対応をしたりすることがあります。

これは、裏切られることや失望されることを恐れて心を閉ざしてしまうからです。

このような回避型愛着障害の人の態度は、人に執着しないあまり、「他人に興味がない」と感じさせてしまうことがあります。また、「一匹狼」のように一人でいる方が安心だと感じ、親密な関係を持つことにストレスを感じることが多いです。恋愛が進むにつれて、相手に期待されることを避け、「どうせ裏切られる」「どうせ離れていく」と考えてしまうことも少なくありません。

回避型愛着障害の恋人とうまく付き合う方法4選

回避型愛着スタイルのパートナーとうまく付き合うためには、相手の特性を理解した上での柔軟な対応が求められます。以下では、具体的な対処法を4つ紹介します。

相手のペースに合わせる

回避型愛着スタイルの人は、かなり親密になることを避けます。そのため、相手に対して無理に距離を詰めることは避け、ゆっくりとしたペースで関係を進めることが大切です。 焦らずに相手のペースに合わせ寄り添うことで、安心感を考えることができます。

また、適度な距離を保ちながらも、定期的に連絡を取ったり、少しずつ親密さを保ったりすることで、相手に対して「大切にされている」という感覚を提供します。

安心させる言葉をかける

回避型愛着障害の人は、裏切られることへの恐れや不安を強く感じることが多いです。そのため、安心感を与える言葉を積極的にかけることが重要です。

例えば、「私はあなたの味方だよ」「何があってもあなたをサポートするからね」という言葉は、相手にとっての大きな支えになります。

定期的に言葉をかけることで、相手は徐々に安心感を持ち、心を開く準備が整うはずです。

また、口にした約束は守るようにしましょう。

相手を理解しようとする

回避型愛着障害を持つ人は、自分の感情や考えをうまく言葉にできないことが多いです。そのため、相手の行動や言葉の裏にある感情を理解しようとする姿勢が大切です。あなたのことを避けたり、冷たく見える行動を取ったとしても、それが「嫌いだから」「迷惑だから」と拒絶しているいう訳ではないと理解することが必要です。

相手を理解しようと努力を続けることで、信頼関係が乗り越え、相手も安心して自己開示することができるようになります。

適度な距離を保つ

恋人との親密度が増してくると、一人でいる方が楽だと感じることがあります。そんな時には無理に相手との距離を縮めようのではなく、相手が心地よく感じる距離感を尊重しながらが大切です。

相手が疲れている時やストレスを感じている時は、適度に距離を置くことで、相手に自由を与えつつも、必要な時にはそばにいる事を示すことができます。

愛着障害の人との関わり方に悩む方に向けて、より詳しい接し方を解説した記事を書きました。

詳しくはこちらから↓

番外編:回避型愛着障害の人が良い恋愛関係を作るヒント4選

回避型愛着障害を持つ人が良好な恋愛関係を築くためには、パートナーとの距離感や信頼関係を慎重に育てていく必要があります。 以下では、回避型愛着スタイルの特性を踏まえた具体的なヒントを詳しく解説します。

自己開示をゆっくり進める

急に深い関係に進むと恐怖心が強くなってしまう恐れがあります。そのため、自己開示を急ぐことは避け、少しずつ自分の考えや感情を相手に伝えることが大切です。 無理なく自分の内面を見せていくことで、関係に対するプレッシャーや不安が軽減されます。

例えば、初めから自分のすべてを話すのではなく、 まずは日常的なことや、趣味、仕事の話など、負担の少ない話題から始めましょう。時間をかけて、相手に自分が「心を開いている」ということを示しながら、相手に安心感を考えることが大切です。

また、自己開示のプロセスをゆっくり進めることで、自分自身も安心して関係を深めることができるようになります。

自己肯定感を高める

回避型愛着スタイルの背景には、自己肯定感の低さが関与している場合が多いです。これが恋愛における恐れを強めてしまいます。

自己肯定感を高めるためには、日常生活の中での自分の小さな成功を認識し、評価することが大切です。また、他者からの褒め言葉や認める言葉を素直に受け入れ、自分に価値がある存在であることを確認していきましょう。

孤独を恐れずに感情表現を練習する

回避型愛着障害の人は、感情表現が苦手であることが多く、相手に自分の気持ちを伝えることが難しいと感じます。しかし、言葉にして伝えることこそが、信頼関係を深めていく一番の要素でもあるのです。

自分がどんなにつまらないと思うことでも、相手にとっては面白いと思うことかもしれません。素直に自分の気持ちを表現してみましょう。

感情表現を練習するためには、まずは小さな一歩から始めることが効果的です。
例えば、「今日は少し疲れている」や「あなたと一緒にいると安心する」など、シンプルな感情を言葉にしてみてください。

少しずつ感情を表現することに慣れていくことで、だんだんと深い感情表現ができるようになります。

まとめ

回避型愛着障害の人との恋愛がうまくいかないと感じる場合には、相手や自分を無理に変えようとするのではなく、徐々にお互いに心地が良いと思える関係を作り上げていくことが大切です。

また、愛着スタイルや愛着障害は一生そのままという訳ではありません。今の愛着スタイルで不都合なことが起こっているのであれば、変える努力をすることも大切です。

愛着スタイルを変えていく上で最も効果的だと言われているのが心理カウンセリングです。心理カウンセラーであれば、愛着障害について理解があるため、踏み込みすぎずに客観的な視点でサポートすることができます。サポートの具体的な内容については下の記事をご確認ください。

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