こんにちは
心理カウンセラーちえです。
今回のテーマは、自分を責める人について。
愛着障害さんって、
自分責めで悩んでいる人が多いですよね。
自分はダメだ、とか
自分は価値がない、とか
私のところに相談に来てくださる人も、
自分責めで苦しんでいる人がたくさんいます。
そんな人たちに共通していることが
「他人の気持ちが分かる」って言うんです。
今読んでくださっている人も
心当たりがあるのではないでしょうか?
実は、私自身も自分を責めていた時期には
こう思っていました。
人の表情や行動、発言から
その人の心情を想像する。
そして、想像した心情を元に関わると
喜んでもらえることが多かった。
こんな経験から
私は人の心に共感するのが得意なんだと自覚しましたし、
これが私の長所だと誇りに思っていました。
でも、本当に他人の気持ちって分かるのでしょうか?
例えば、
・泣いている人いたら悲しいはず
・頭を抱えている人がいたら悩んでいるはず
自分の中にこんな方程式が無数にあって、
中には
・目を合わせて話してくれない人は私のことを嫌っている
・すぐに返信してくれないから
私のことをどうでもいいと思っている
みたいな方程式がありました。
人の気持ちが分かると言いながら、
私のことを嫌っているとか
私のことをどうでもいいと思っているとか、
そんな根拠はどこにもないし、
確認したこともないのに
分かった”つもり”になっていたんです。
こんな方程式を持っていると
自分に対しての
ありもしないネガティブな感情を
作り出してしまうことになってしまいます。
共感性の高い愛着障害の方は
無数の方程式を持っていることで
人に寄り添うことができています。
しかしその方程式を、
自分を責めるための材料にしないように
気を付ける必要もありそうですね。
今日はここまで。
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