愛着障害を克服する前の私は、「悩みを持っている=弱い人」だと思っていました。
SNSを開けば、インスタの中はキラキラした世界ばかり。
笑顔で自信満々に生きているように見える人たちを見ては、
「あの人たちとは住む世界が違う」
「私はちゃんとできてない」
と、勝手に自分を責めていました。
本音を言えば、「悩んでいる自分が恥ずかしい」とすら感じていたんです。
悩むってことは、人より劣っている証拠。
そんな思い込みが、ずっと私の中にありました。
でも、愛着障害と向き合って、自分の気持ちを丁寧に見つめるようになってから、
少しずつその考え方が変わっていきました。
今の私はこう思っています。
悩みがあることって、恥じゃない。
むしろ、それは「この人生をちゃんと生きようとしている証」だと。
悩みって、適当に生きていたら出てこないんです。
自分を大事にしたいとか、誰かを思いやりたいとか、
そういう前向きな気持ちがあるからこそ、心に葛藤が生まれる。
それって、すごく人間らしくて、尊いことじゃないでしょうか。
だから私は、悩みをもっとオープンに話せる社会になってほしいと願っています。
誰かが悩みを口にすることが、弱さじゃなくて勇気として受け取られるように。
そんな空気が、もっと広がっていけばいいなと思っています。
でも正直、悩みを打ち明けるって、すごく勇気がいることですよね。
だからこそ、もし誰かが私に相談してくれたら、
私はその人の勇気に、全力で応えたいと思っています。
「応える」と言っても、必ずしもアドバイスをする必要はないと思っています。
時には、何も言わずにただ「うん、そうだったんだね」と受け止めるだけで、
その人の心がふっと軽くなることもあります。
カウンセリングでも同じです。
言葉や理屈じゃなくて、「あなたの気持ち、ちゃんと受け取ったよ」って伝えること。
それがどれだけ大きな支えになるか、私は何度も経験してきました。
人は、「自分には味方がいる」と思えたときに、
初めて前に進む力が湧いてきます。
それはどんな自己啓発本よりも、どんな助言よりも、力強いエネルギーになる。
私自身、たくさん悩んできました。
そして、今も悩みながら生きています。
でも今は、悩むことが恥ずかしいとは思いません。
むしろ、それこそが“ちゃんと生きている証”なんだと、胸を張って言えます。
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