それって本当にうつ病?〜HSPかもしれません〜

心理
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あなたは、気分の落ち込みや憂鬱感などを感じるときはありますか?

このような症状をインターネットで検索するとうつ病に関する情報が出てくることがありますが、それは本当にうつ病なんでしょうか?

もしかしたら、HSPかもしれません。

今回はHSPの詳しい特徴やうつ病との違いについて詳しく解説します。

私ってうつ病かも…と思っている方は、ぜひこの記事を読んで、自分と比較してみてください!

HSPとは?

HSPについて、あなたはどれくらい知っていますか?

Highly Sensitive Person(HSP)とは、「感覚処理感受性」と呼ばれる性格特性が高い人々の一部であるとされています。

HSPは、中枢神経系が強いため、環境中の物理的・感情的な刺激に非常に敏感な人です。

そのため、物事を考えたり、多くの情報を周囲から取り込んだりすることによって、環境から圧倒されるような感覚を持つことがあります。

また、他人の意見、感情、ニーズに非常に敏感で、人との境界線をつくったり、人からの頼み事を断ったりすることが苦手な傾向があります。

HSPは「感情的にもろい」と否定的に表現されることもありますが、創造的であったり、深い感情的知性を持っていたり、非常に鋭敏であったりと、ポジティブな特性を持っていることが特徴です。

うつ病とは?

うつ病は、気分の落ち込み、気力の低下、集中力の低下、無価値感などの症状があるなどの症状がみられる、非常に複雑な精神疾患です。

うつ病は、遺伝的、環境的、心理的要因の組み合わせによって引き起こされると考えられており、一般的には薬物療法と心理療法の組み合わせで治療されます。

うつ病の症状には身体的なものと心理的なものがあり、睡眠や食欲の変化、趣味や活動への興味の喪失、自尊心の低下、集中力や判断力の低下、社会的行動の変化などがあります。

HSPとうつ病の違い

HSPとうつ病を見分ける時、最も重要な要素は、症状の根本的な原因です。

HSPは物理的・感情的な刺激に対する感受性の高まりが特徴であるのに対し、うつ病は遺伝的要因と環境要因の組み合わせによって引き起こされる精神障害です。

さらに、HSPは身体的な刺激と感情的な刺激の両方に敏感な傾向があるのに対し、うつ病は心理的な要素が強い傾向があります。

これらのことから、HSPとうつ病は人間の特性と、精神疾患という根本的な違いがあり、うつ病に対する適切な治療を受けたり、HSPというその人の特性を生かすためには、HSPとうつ病を区別することが重要であると言えます。

抗うつ薬の危険性

抗うつ薬を服用すると、不眠症、皮膚の発疹、頭痛、関節や筋肉の痛み、胃の不調、吐き気、下痢などの身体的副作用が出ることがあります。これらの副作用は通常、一時的または軽度ですが、場合によっては重篤化することもあります。副作用は、薬によって、また人によっても異なります。

心療内科や精神科に、気分の落ち込みや憂鬱感などを訴え受診すると、うつ病と診断を受け、場合によっては抗うつ薬を処方されることがあります

抗うつ薬は、うつ病に対しては大きな効果を発揮しますが、うつ病ではない場合、上のような副作用ばかりが出現し、身体や精神への大きな負担となります。

気分の落ち込みで受診したはずなのに、他の症状まで出現し症状が悪化することになっては、元も子もありませんよね。

安易な抗うつ薬の内服は危険性が高いです。もしもあなたが、心療内科や精神科でうつ病の診断を受け、抗うつ薬を処方された場合は、他の医師に再度診てもらうことをお勧めします(セカンドオピニオン)。

落ち込みや憂鬱感が、あなたの特性で出現しているのか(HSP由来)、うつ病が原因の症状であるのかを診断してもらってくださいね。

HSPとうつ病を区別して

この記事ではHSPの特性がうつ病の症状と間違われやすいことについてご紹介しました。

HSPは、環境から圧倒されやすい、感情をより深く激しく感じる、環境刺激に対する感受性が高いなどの特徴があり、環境次第で落ち込みや憂鬱感を他の人より感じやすい時があります。

そのため、落ち込みや憂鬱感などを訴え受診した場合うつ病と診断され、場合によっては抗うつ薬を処方されることがあります。

しかし、抗うつ薬は重大な副作用を引き起こす可能性があるので、使用には慎重になりましょう。

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