こんにちは。
心理カウンセラーちえです。
今日は、私って性格悪い…と思っていた頃のお話をします。
私が人生が楽しいと思えなかった頃、
今から3~4年前くらいでしょうか。
自分って「性格悪い、だからどうしようもない」そう思っていました。
なぜそんな風に感じていたかというと、
他人と自分を比較することでしか自分の価値を見出せなかったからです。
例えば、あの子と比べて私は勉強ができるから私の方が価値がある、とか
私の方が友達が多いから…とか
とにかく人と比較して無意識に人を見下して、自分の方が上なんだと思いたかったんです。
今思えば人と比較してしまうのは”不安だった”からでした。
とにかく安心したかったんです。
私がここにいていい理由、楽しんでいい理由は、
誰かより優っていることでした。
どうしてこんな風に思うようになったのか。
それは幼いころの経験が影響していました。
私は幼いころから両親に褒められた記憶がほとんどありません。
でも、良い成績を取ったときや「両親にとってのいい子」でいたときだけは
両親が嬉しそうに褒めてくれたことを覚えています。
「やっぱりやればできる子だね」
「できると思ってた」
こんなセリフを聞くたびに、できない自分は認めてくれないんだ、と思うようになりました。
こんな幼少期を過ごして私は、
「認められるには何かを成し遂げなければならない」と思うようになってしまったのです。
当時の私は「人と比較し見下す自分は、性格が悪いのだ」と思っていましたが、
誰かと比較しないと存在意義を感じられなかった
あの時の私を思うと、
「そんなことをしなくても私は私でいいんだよ」と優しくハグをしてあげたくなります。
そして、嬉しいことに
今の私は頑張っていない自分も認められるようになりました。
やろうと思っていた家事ができなくても、
自分の思うようなカウンセリングができなくても、
そんな日もあるさ~
次全力でやればいいよ~と
失敗を踏み台にして、やってやるぞ!と思えるのです。
こんな私になれたのは間違いなく、
あの時苦しんだ私がいたから。
あの時苦しんでいた私に戻るものか!
頑張っていたあの時の私のためにも自分に優しくしてあげるんだ!と思うんです。
だから今、苦しんでいるあなたに伝えたい。
「私たち、よく頑張ってるよね」
「だから自分に優しくするんだよ!!」って。
今日はこの辺で。
読んでいただきありがとうございました。
心理カウンセラーちえ
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