どうやら性格は存在しないらしい

ALL
スポンサーリンク

今日は私も変わったんだなぁと実感した話をします。

こんにちは、心理カウンセラーちえです。

最近、友達のAちゃんの結婚式に参列した時の話です。
高校の同級生Bちゃんに約10年ぶりに会うことになりました。

高校生の時のBちゃんは、
笑顔が可愛くて素直な子でした。

いつも一緒にいたというわけではないのですが、
困ったときに声をかけてくれるような優しい子です。

10年経ってどんな大人になっているなのかドキドキと緊張感で
当日を迎えました。

事前に連絡先を聞いていたので、
式場のロビーで待ち合わせることに。

そして
待ち合わせ時間が近づいたころ、
前のほうから彼女が歩いてきました。

あの時と変わらない可愛らしい笑顔。
素直でまっすぐなBちゃんのままでした。

それから私たちは
この10年の時間がなかったかのように
高校時代の話や共通の知人であるAちゃんの話で盛り上がりました。

記憶をたどりながら
そういえば○○先生面白くなかったよね!なんて
どうでもいい話もしました。

そして結婚式も終盤に近付いてきたとき、
突然、彼女は言ったんです。

「ちえ、なんか明るくなった??こんなにはっちゃけてる性格だったっけ?」

しまった!と思いました。

実は高校時代の
私は、今の私とは少し違ったんです。というのも、

学生時代の私は、静かで優しい人でした。

というか、そんな人を演じていました(笑)
なので彼女がそう思うのも無理はないと思いました。

当時の私は、とにかく周りに嫌われるのが怖かったんです。
何か意見を求められると
とりあえず「そうだよね〜」と言うようなYesマン。

人と関わることが楽しくなかったし、
そんな私と話す人たちも楽しくなかっただろうと今では思います。

どうしてこんな人間だったのか。
自分は優しい人でいるべき」だと思い込んでいたからです。

それは親からいい子でいなさい、とか
優しくありなさい、とか。
こういったことを言われていたから。

今では、自分は優しくあるべきだなんて思っていません。
私にとって「優しくあるべき」「いい子であるべき」という思い込みが
私自身をダメにしていると気づいたからです。

今回、10年来の友達と話したことで
自分の成長を実感することができて
すごく嬉しかったです。

そして心理学では、「生まれ持った性格や人格は存在しない」と言いますが、
私はこの時「性格なんて存在しない」を体感しました。

一般的に「性格」と呼ばれるものは、
自分へのセルフイメージが私自身を作り出しているんです。

もしも皆さんが
変わりたい、理想の自分になりたい、と思っているのなら、

まずは
自分はダメだ、とか
自分は暗いから、とか

そんなセルフイメージを変えていくことが
人生を変えるための第一歩かも
しれませんね。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

心理カウンセラーちえ

その他のブログ↓