自分を大切にするって、どういうこと?
最近、「なんだかしんどいな」と感じる日が増えていませんか?
もしかしたらそれは、“自分へのケア”が後回しになっているサインかもしれません。
疲れていたり、心に余裕がないときほど、
私たちは自分のことを後回しにしてしまいます。
特に愛着が不安定であると、
「誰かの期待に応えなきゃ」と頑張りすぎて、
自分の気持ちや身体の限界に気づきにくくなることもあります。
からだは小さな会社。あなたは社長。
こんな風に考えてみたことはありますか?
自分の身体をひとつの会社だと想像してみてください。
あなたはその会社の社長です。
手や足、目や頭、心――それぞれの“部署”が、日々あなたのために働いてくれています。
たくさん歩いた日、足の部署はがんばってくれました。
集中して考え続けた日、脳の部署がフル稼働しました。
感情を我慢した日、心の部署はそっと悲鳴をあげていたかもしれません。
でも、そのがんばりに対して何の報酬(セルフケア)もなかったら?
給料が出なければ、人は辞めたり、ストライキを起こしたりしますよね。
身体も同じで、ケアがないままがんばり続けると、
あるときポキッと折れてしまったり、体調を崩したりしてしまいます。
今日、どの部署ががんばった?
夜、ほんの少しでいいので、自分の体に問いかけてみてください。
- よく歩いたなら、足を優しくマッサージ
- たくさん考えたなら、思考を休める“ぼーっとする時間”
- 画面を見続けたなら、目にホットアイマスクをプレゼント
- 感情を我慢したなら、ただ「悲しかったね」と認めてあげる
それだけで、あなたの“会社”は少しずつ元気を取り戻していきます。
裏切らない体と心に、ありがとうを。
体は、あなたが裏切らない限り、絶対にあなたを裏切りません。
そして、心もまた、いつもあなたと一緒にがんばっています。
見えないだけで、ちゃんと感じて、働いてくれているんです。
「自分を大切にする」って、
頑張った“あなたの一部”に給料をあげること。
誰かに褒められなくても、
自分だけは、自分の味方でいてあげてくださいね。