最近よく聞く「毒親」というワード。
「毒親」とは、子どもに対して虐待などの分かりやすい暴力行為をする親だけのことを言うのではなく、過干渉・過保護に接する親のことも含めて表すようです。
実は私の親もこの「毒親」でした。
それを自覚したのはほんとにここ3・4年くらいの話です。
自分の親が毒親なんて、最初は信じられませんでした。
というのも、それまでの私は「親が死んだらどうしよう」「親のこと大好きだから大事にしたい!」「親の敵は私の敵だ!」みたいな、
強烈な親主義(?)状態だったからです。
こんなに、親大好き!な私が、自分の親が毒親だと気づいたのは
オンライン心理カウンセリングを受けたことがきっかけでした。
カウンセリングで今の悩みを話をしていくと、不思議なことに親の話になるんですよね。
今の悩みに親は関係ないはずなのに。
当時の私は、総合病院で看護師をしていて
人間関係や仕事内容のことで心がかなり弱っている状態でした。
その原因は、私が完璧に囚われて自分を必要以上に責めていることでした。
今考えると当時の私は他の人以上に努力していた、、というか
頑張り過ぎていたのに、それが分からなかったんですよね。
自分のできないところばかりに目がいって
自分を肯定することができませんでした。
こんな私になってしまったのは、幼少期の経験が関係していて
親から「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」とか
褒められることがほとんどないとか。
こんな親からの接し方が積み重なり
「このままの自分ではいけない。もっと頑張らなければ」という思考にさせ、私を追い詰めていきました。
カウンセリングで自分の親が私の自信を奪ってきたことに気付き、
そして同時に恨みへと変わってきました。
毒親の洗脳って怖いです。
だって、洗脳する側が意図してそれをしてないから。
きっと私の苦しさを両親に伝えても
両親は自覚していないので
頭に「?」を浮かべます。
こんな両親に腹は立ちますが、
愛着障害を克服した今、私は両親のことを許すことができています。
両親を許したきっかけについては、今後のブログでお話ししますね。
読んでくださりありがとうございました!