「自由に生きてはいけない子」が、自分の人生を歩きはじめた日

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私は、ずっと自分のことを
「自由にしてはいけない子」だと思って生きてきました。

好きなように生きるなんてわがまま。
相手に合わせることが当たり前で、
周囲の期待に応えることが“愛されるための条件”だと思っていた。

「こうしていれば嫌われない」
「空気を読んで、迷惑をかけないように」
そんな風に、子どもの頃からずっと「誰かの目」を意識して生きてきました。

本当の自分を出していいなんて思ったことはありませんでした。
むしろ、そういう自分には「価値がない」と本気で信じていたんです。

でも、気づけば25年。
なんだか息がしづらい。
生きているはずなのに、生きている実感がない。
そんな風に感じていたある日、ふと頭をよぎったんです。

「私は一体、誰の人生を生きているんだろう?」

それは、とても静かで、それでいて衝撃的な疑問でした。

振り返ると、私はずっと“誰かの期待”に沿った人生を生きていました。
親の顔色を伺い、言いたいことを我慢して、
「いい子」でいることで自分を保っていた。
でもその「いい子」は、私自身ではなかったんです。

だから気づいたとき、怖くなりました。
自由に生きたいけど、どうしたらいいのか分からない。
だって、ずっと不自由でいることが“正解”だったから。
自分の気持ちを軸に生きることなんて、想像もつかなかったんです。

でも、本当は違った。

「自由にしてはいけない」って、
誰かに言われたわけじゃなかった。
自分で、そう思い込んでいただけだったんです。
それが、愛される方法だと勘違いしていたから。

長い間、親の人生を生きてきた私には、
この気づきは少し遅すぎたかもしれません。

でも、遅くたっていい。
今、私は「自分のために生きたい」と思えています。

自分の気持ちを無視しない。
自分の人生に責任を持つ。
自分のために、大切な人とちゃんと向き合う。

もしも、過去の私と同じように
「自由にしてはいけない」と思っている人がいるなら、
どうか知っていてほしい。

あなたがあなたの人生を生きることに、
許可なんていらないんです。

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