こんにちは!愛着障害克服カウンセラーちえです。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
突然ですが、みなさんは仕事や人間関係の中で、「本当は嫌だな」「断りたいな」と思った時に、その気持ちを素直に相手に伝えられていますか?
「嫌だと伝えるなんて、自分のわがままなんじゃないか」「我慢すれば波風が立たないから、黙っておこう」と、自分の「NO」という感情をぐっと飲み込んでしまう方は、意外と多いはずです。
実は昔の私も、まさにその一人でした。
自分の「嫌」という気持ちを伝えるという選択肢すら頭に浮かばず、不満や違和感があっても「自分が我慢すればいいや」という、諦めにも近い気持ちで生きづらさを抱えていたんです。
なぜ、私たちはこれほどまでに自分の「嫌」という感情を否定し、外に出せなくなってしまったのでしょうか?
その背景には、幼少期の家庭環境と「愛着」の問題が深く関わっています。
子どもの頃、勇気を出して「これは嫌だ」と言った時、親にその気持ちを受け止めてもらえなかった経験はありませんか?
「嫌でもやらなきゃダメ」「嫌ばっかり言わないの!」と怒られたり否定されたりする経験を重ねるうち、私たちは「私の嫌という気持ちは間違っているんだ」「感情を出したら見捨てられてしまう」と学習し、自分の心に強制的に蓋をするようになってしまいます。
そうして大人になると、自分の「嫌」という感覚そのものが麻痺して分からなくなったり、分かっていても自分の気持ちを信じることができなくなってしまうのです。
私がそんな諦めから抜け出すきっかけになったのは、「本当に大切にしたい人」との出会いでした。
自分が我慢し続ける関係は、一見、うまくいっているように見えても、心の奥底でどんどん相手への不満や拒絶感が溜まっていきます。
つまり、自分の「嫌」を隠し続けることこそが、結果として「相手を嫌いになってしまう原因」になると痛感したのです。
大切な人と対等に、長く付き合っていくためには、どうしても自分の「嫌」を相手に伝える必要がありました。
そこで私は、カウンセラーの先生に協力してもらいながら、「自分の嫌な気持ちを言葉にして伝える練習」を少しずつ重ねていきました。最初は先生に対して、それが出来たら、他の人にも小さなことから伝えていくことをしていきました。
その練習を通して分かったのは、本当に私の気持ちを尊重し大切にしてくれる人なら、私が「嫌」と伝えても嫌うどころか、当たり前のようにその気持ちを優しく受け取ってくれるということでした。
そして同時に、「両親には、子どもの嫌という気持ちを尊重する心の強さや余裕が、ただ無かっただけなんだ」と、責めるでも諦めるでもなく、ただ腹落ちする感覚がありました。
愛着が安定してくると、自分の「嫌」という感情を「大切な心のサイン」として信じられるようになります。
「嫌」と伝えることは、決してわがままでも、相手を傷つける攻撃でもありません。
あなた自身を守り、そして、あなたを尊重してくれる大切な人と強く繋がり合うために、絶対に欠かせないものなのです。
もし今、あなたが自分の気持ちに蓋をして我慢ばかりしているなら、まずは自分自身が「嫌だと思ってもいいんだよ」と、その感情を認めてあげることから始めてみましょう。
自分の味方になり、意思を伝える練習を少しずつ重ねていけば、周りにはきっと、あなたの「嫌」を大切にしてくれる優しい世界が広がっていきます。
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