愛着障害を克服して変化した「嫌なこととの付き合い方」

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愛着が不安定だった頃の私は、家事や仕事に対して「本当はやりたくないけど、やらなければならないもの」と捉えていました。
やりたくない、苦しい、という自分の気持ちに寄り添うことはできず、感情にふたをして「とにかくやり遂げること」に必死になっていたのです。

もし今、当時の私に会えるならこう言いたい。
嫌だ、苦しいっていう気持ちを、どうしてくみ取ってあげないの?」と。

でも、あの頃の私にはきっと伝わらないでしょう。
なぜなら、「自分の感情は邪魔なもの」「感じない方が生きやすい」と信じていたからです。

愛着障害を克服した今は、嫌なことに直面したときも、自分の気持ちを無視しないように心がけています。
たとえば、家事を「やりたくない」と思ったら、その気持ちを一度受け止める。
「やりたくないのに、よく頑張ってるね」と声をかけてあげる。
そのうえで、少し工夫して取り組んだり、休憩を挟んでみたりする。

嫌なことは、ただ我慢して乗り越えるだけのものじゃない。
そこに生まれる自分の感情を大切に扱いながら向き合うことが、本当の“自分を大切にする”ことなんだと、今の私は思っています。

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