こんにちは!愛着障害克服カウンセラーちえです。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日は、先日カウンセリングを受けてくださったAさんのお話をします。
Aさんはそれまで、ずっと「自分のことを大切にできない」という悩みを抱えていたのですが、なんとたった1回のカウンセリングをきっかけに、思考と行動がガラリと変わり始めたのです。
Aさんが自分のことを大切にしたいと思い始めたのは、「相手の期待に応えようと必死に助けてあげているのに、同じような思いやりが返ってこなくて虚しい」「いつも誰かに振り回されてばかりで、自分の気持ちはいつも後回し」と、傷つく経験が重なったことがきっかけでした。
ご本人は、今までの人生で「自分を大切にできた」と胸を張って言えたことはないとおっしゃっていました。
実は、Aさんのように「不安型」の愛着傾向が強い人や、自分を大切にできない人には、ある大きな共通点があります。
それは、「他人のことはものすごく大切にできる」ということです。
困っている人がいれば親身に話を聞き、相手の気持ちに優しく共感し、落ち込んでいれば励ましてあげる。
誰よりも他人のことを思いやり、深く愛せる素晴らしい心を持っているのに、なぜかその優しさを「自分自身」にだけは注げない。その結果、他者のために自分を犠牲にするという構図が出来上がってしまう。
これが、いつも損をして傷ついてしまう根本的な問題なのです。
では、どうすれば自分を大切にできるようになるのでしょうか。
解決策はとてもシンプルで、「他人に優しく接しているのと同じように、自分自身にも接してあげること」です。
友人や子どもに共感するように「今日も頑張って偉かったね」と自分を労い、人が傷ついた時に励ますように「失敗しても大丈夫だよ」と自分に優しい言葉をかけてあげる。
他者を大切にするのと同じ熱量と優しさを、自分にも向けてあげるのです。
私自身もかつては、自分を一切大切にできない人間だったので痛感しているのですが、「自分を大切にすること」はそうしようと思ってすぐにできることではなく「何度も練習して身につける技術」だと感じます。
だから、最初から上手にできなくて当たり前なんです。
毎日毎日、何度も自分に優しく接する練習を積み重ねていくことで、誰でも必ずできるようになっていきます。
そして、自分を大切にできるようになると、他人に振り回されなくなり、自分の人生を生きられるようになるという「いいこと尽くし」の変化が待っています。
例に出したAさんも、一回のカウンセリングで自分と他者とを同じように大切に扱うことを、意識として取り入れることで、日常生活の中で自分に優しく声をかける習慣を少しずつ身に付けていきました。
誰かのために自己犠牲をしてしまったり、その見返りを求めてしまうあなたは、弱いのではありません。
ただ「自分にも優しくする技術」を持っていないだけなのです。
他者を大切にできるあなたなら、その優しさを少し自分に向けるだけで、人生は少しずつ前に進んでいくはずです。まずは今日、誰かにかけるはずだった温かい言葉を、自分自身にプレゼントしてみませんか?
※そもそも「なぜ私たちは自分を大切にできなくなってしまうのか?」その詳しい理由や原因については、下の記事で解説していますので、併せて参考にしてみてくださいね。


