「最近恋人が冷たい」「恋人が自分を愛してくれているか分からない」と不安になる時はありませんか？
特に愛着障害さんの中には「両親の中が悪かった」「両親から愛された記憶がない」などの経験から”愛って何なのかが分からない”という方も多くいらっしゃいます。
この記事では、愛について解説し、愛着障害さんが恋人に愛されているかを簡単に確認できる方法、確認する際の注意点などを解説します。
愛とはなんだろう？
恋人に愛されているかを確認する前に、愛について知っておく必要があります。
愛について書かれた書籍は多数ありますが、その中でも代表的なのが精神分析家で社会哲学者のエーリッヒ・フロムが1956年に出版した『The Art of Loving（愛するということ）』です。
私たちは愛について考えるとき、ほとんどが「自分が」愛されたいと思います。
人が愛されたいと願うのは”孤独”から逃れたいから。
しかし、エーリッヒ・フロムは孤独から解消されるための唯一の方法は「自分が愛すること」だと言っています。
また、『The Art of Loving（愛するということ）』では”愛は技術。学ぶことで習得できる“とも解説されています。
具体的に愛について下記のように解説しています。
・愛とは対価を求めず無条件に与え続けること
・自分が与えなければ愛は手に入らない
・ダメな部分も愛せなくてはそれは愛ではない
・相手を知って尊重すること
・相手を自分と同じくらい、それ以上相手を大切にすること
・自己中心的な考え、損得勘定を捨てること
あなたは愛についてどう感じましたか？
そう、愛することはとても難しいのです。
恋人に愛されているか確認する簡単な方法
「孤独から抜け出すには愛を求めるのではなく、愛を与えなければいけない」とエーリッヒ・フロムは言いますが、自分がどうであれ恋人に愛されているのかは気になるところですよね。
愛着障害さんは特に気になるところではないでしょうか？
一番わかりやすいのは「恋人があなたのことを尊重してくれるか」という点です。
具体的には↓↓
・あなたが嫌だといったことをしない
・一方的に押しつけてこない
・あなたがどうしてそう思ったのかを知ろうと、質問してくれる
・関係性を良くしようと話し合ってくれる
・同じ目標に向かって協力してくれる など
あなたの恋人はこれらに当てはまりましたか？？
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確認する際の注意点
恋人に愛されているかを確認する方法をご紹介しましたが「恋人は全く当てはまらない」と落ち込んだ方がいるかもしれません。
しかし、当てはまらないからと言って自分を責めたり、恋人との関係性をやめようとは考えないでください。
恋人が人の愛し方を知らない可能性を考えてほしいのです。
どういうことかというと、恋人が愛着障害の可能性もあるということです。
「『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』岡田 尊司 光文社新書 初版」によると、不安定型愛着（愛着形成に問題がある）を示す人口は全体の「三分の一」にも達すると言います。
恋人が愛着障害の可能性が低いとは言えませんよね。気になったからは愛着障害診断テストを恋人と一緒にやってみてもいいかもしれません↓↓
愛着障害さんが愛し愛される人になるには
ここまで、愛について説明し、愛着障害さんが恋人に愛されているか確認する方法を解説してきました。
恋人のことを考えると愛されているのか不安になったり、孤独感に襲われてしまうことがあると思います。あなたが愛着障害ならなおさらです。
しかし、その孤独感は一生続くものではありません。愛を知り、愛着障害を克服することができれば、必ずあなたの人生は明るくなります。
そこでお勧めしたいのが心理カウンセラーなどのプロのサポートを受けることです。心理カウンセラーであれば、愛着障害について理解があるため、踏み込みすぎずに客観的な視点でサポートすることができます。サポートの具体的な内容については下の記事をご確認ください。
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