こんにちは。
愛着障害克服カウンセラーちえです。
最近相談に来てくれた愛着障害の方が、こんなことを話していたんです。
「これまでずっと辛かったから、先の幸せなんて想像できないです。」
そっか、そうだよなぁ。
相談者さんを少し励ましたい気持ちで話を聞いていた私は
妙に納得してしまいました。
というのも、
私も自分の幸せを考えられない時があったな、と思いだしたのです。
私が愛着障害を克服する前の話です。
たぶんこの話は2年前くらい。
その頃の私の幸せの定義とは、「道を踏み外さないこと」でした。
失敗が怖かった私は、
一般的な幸せのカタチ(結婚や出産、出世など)に憧れ、
それが達成できなければ不幸せだと思っていました。
だから周りが結婚したと聞けば
焦り、お祝いする気にもなれず自己嫌悪に陥る。
「私って性格悪いな」
人の幸せを願えない悲しい奴だと思っていました。
しかし、ある日を境に私の概念は変わりました。
きっかけは、今のパートナーに出会ってからです。
彼は私とは真反対の人です。
人目を気にしたり、こうしなければならないと焦ったりしないような人。
初めて会ったときはそれが衝撃で、付き合ってもうすぐ2年になりますが、
出会って1年ほどは価値観が違いすぎて喧嘩ばかりでした。(今も時々…)
それでも、学ぶことがたくさんあって、
私は「こうしたい!」よりも「こうすべき」に囚われていたと気づかされました。
私は結婚、出産をしたいからではなく、
世間的に良しとされているからそうすべきである、みたいな。
自分のこともよく分からなかった私は、
それを自分がやりたいことのように思っていたのです。
そんな私の今の幸せのカタチは
「ありのままの自分でいること」
そして「周囲の人と楽しく穏やかに暮らすこと」です。
そのために「メンタル管理をすること」が一番の近道だと思っています。
その点、心理カウンセラーとして活動している現在は
メンタル関係に詳しくなり、それを仕事にもできている。
とても幸せを感じています。
幸せになるには、幸せな自分を具体的に想像すること。
目標ができれば、そこにたどり着くための手段はたくさんあります。
皆さんが自分なりの幸せに出会えますように。
今日はここまで。
ありがとうございました。