こんにちは!愛着障害克服カウンセラーちえです。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
日々、AIをはじめとするテクノロジーが凄まじいスピードで進化していますよね。
調べものをすれば一瞬で分かりやすい答えが返ってきたり、悩みを入力すれば「正解のようなアドバイス」をすぐに提示してくれたりします。
本当に便利で生きやすい時代になったなぁと感じる一方で、心理の現場にいる人間として、私は「強い危機感」を抱いています。
それは、これからの未来、意識して「自分と向き合うこと」ができない人は、心が崩壊していってしまうのではないか、ということです。
なぜ、こんなにも便利な時代に心が崩壊してしまう人が増えるのでしょうか。
それは、AIの普及に伴って「自分の感情や心にわざわざ向き合わなくても、なんだか上手くいってしまう」という大きな罠が潜んでいるからです。
昔であれば、壁にぶつかった時には自分のドロドロした感情と嫌でも向き合い、悩み抜きながら「自分はどうしたいのか」を絞り出す必要がありました。
しかし今は、スマホを開いてAIに聞けば、まるで自分の正解かのような完璧な答えをすぐに教えてくれます。これ自体はとても素晴らしいことですが、ここに懸念すべき落とし穴があります。
思考や感情のプロセスをすべて外部に委ねてしまうことで、自分の内側にある感情に向き合う機会が、ごっそりと奪われてしまうのです。
この罠にハマってしまうと、表面上はスムーズに人生が回っているように見えて、本当の意味で自分の人生を歩める人がどんどん減っていってしまいます。
愛着障害や生きづらさを抱える方のなかには、厳しい親の期待に応え続け、「親の人生」を自分の人生だと思い込んで歩んできた方が多くいらっしゃいます。
そこから勇気を出して親のコントロールを抜け出せたとしても、次に待っているのは「AIの提示する正解」に自分の人生を乗っ取られる未来かもしれません。
親の言いなりをやめられたのに、今度は「AIの言いなり」になってしまい、気づけば「AIが選んだ人生」を歩んでしまう。
自分の感情を置き去りにしたまま正しい答えだけを選び続けた結果、ある日突然、自分が何をしたいのか、何を感じているのかが完全に分からなくなり、心の底からポッキリと折れてしまうのです。
答えが簡単に手に入る時代だからこそ、私たちが今一番守らなければいけないのは「自分は何を感じているのか」という、泥臭く感情に向き合っていく過程です。
どれだけAIが優秀な答えを出してくれたとしても、あなたが何に傷つき、何に喜び、何を大切にしたいのかという「心」までは代わりに感じてくれません。
他人が作った正解や、AIが弾き出した最適解を生きるのではなく、不器用でも自分の感情に向き合い、自分の足で歩んでいくこと。
それこそが、これからの時代に自分の心を崩壊から守り、本当の自分軸を取り戻すための唯一の方法だと、私は思います。
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