【愛着障害克服奮闘記】カウンセリングを通して自分が生きる世界の「ゆがみ」に気付く

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こんにちは!愛着障害克服カウンセラーちえです。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

心理カウンセラーとして活動する私ですが、過去には自分自身も生きづらさを抱え、カウンセリングを受けていた時期があります。

カウンセリングを受ける中で「本当に受けてよかった!」と心から思える大きな変化はたくさんありますが、その中でも特に私の人生を大きく変えてくれたのが、自分の中に「もう一人の客観的なツッコミ役」ができたことでした。

今日は、カウンセリングを通して、私がどのようにして長年の生きづらさから抜け出していったのかについてお話ししたいと思います。

愛着障害や深い生きづらさを抱えている人は、ものごとの受け止め方や考え方に強い「認知の歪み(極端な捉え方のクセ)」を持っていることがとても多いです。

しかし、厄介なことに自分一人ではその「歪み」に気づくことが非常に難しいという問題があります。

なぜなら、自分にとってその偏った考え方こそが「当たり前の常識」であり、息を吸うように当然の前提になっているからです。

私自身も幼少期の家庭環境から、「親の言うことは絶対に守らなければならない」「自分の気持ちよりも相手の都合を優先するのが当然だ」といった、極端な白黒思考や強い思い込みを固く信じて生きてきました。

これが自分の心を苦しめている原因だとは、当時の私には全く分からなかったのです。

この「自分にとっての当たり前」に切り込んでくれたのが、認知行動療法を扱うカウンセラーの存在でした。

カウンセリングを通して自分自身の思考パターンを書き出し、第三者の視点から客観的に見つめ直す練習(認知の修正)を何度も重ねていきました。

すると次第に、ネガティブな感情が湧いた時や極端な考えにとらわれそうになった時、頭の中で「ちょっと待って、それって本当にそうなのかな?」「別の見方はできないかな?」と冷静に問いかけてくれる“自分の中のツッコミ役”が育っていったのです。

このツッコミ役がいてくれるおかげで、湧き上がってきた悲しみや不安、怒りといった感情にそのまま飲み込まれたり、強い思い込みに引きずられたりすることが劇的に減っていきました。

さらに、これまで「絶対の常識」だと思い込んで疑いもしなかった家庭内のルールや社会の目を「本当にそれって正しいの?」と一度疑えるようになったことで、他人の価値観ではない「私自身はどう思うのか」「本当はどうしたいのか」という、私自身の意思や考えがだんだん育っていきました。

私が心理カウンセラーとして、よくクライエントさんに伝えるのが、「愛着障害は何かをすれば克服できるということではない。克服するまでの過程で生きづらさが解消されていく。」ということです。

カウンセリングによって、認知の歪みに気づき、思考のクセを修正していくことは、ただ生きづらさを減らすだけでなく、「自分の人生を取り戻すプロセス」そのものなのです。

あなたの中にも優しい「ツッコミ役」を育てて、もっとしなやかで自由な心で生きていきましょう。

↓認知の歪みについての詳しい解説はこちら

愛着障害に多い認知の歪みとは?〜あなたを苦しめている“思考のクセ”に気づく~
「どうせ私なんて愛されない」「相手が返事をくれないのは、きっと嫌われたからだ」「もっとちゃんとしないと、人に迷惑をかけてしまう」…そんなふうに思ったことはありませんか?これらの思考は、現実的な根拠よりも、「心のクセ」から生まれていることがあります。心理学ではそれを「認知の歪み(ゆがみ)」と呼びます。この記事では、愛着障害のひとが抱えやすい認知の歪みについて解説します。