こんにちは!愛着障害克服カウンセラーちえです。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
SNSや本などでよく「自分を大切にしてくれない人とは距離を置きましょう」「違和感を抱く人間関係からは離れましょう」というアドバイスを見かけますよね。
確かに正しいですし、自分の心を守るためにはとても大切なことです。
しかし、愛着障害や深い生きづらさを抱えている方にとって、この「離れる」「距離を置く」という行動は、言うほど簡単なことではありません。「離れた方がいいのは分かっているけれど、どうしてもできない…」と、逆に自分を責めて苦しくなってしまう方も少なくありません。
なぜ、愛着障害を抱えていると、自分を傷つける人から離れるのがこれほどまでに難しいのでしょうか。
それは、幼少期からの体験によって「みんなと仲良くしなければならない」「自分よりも相手の機嫌や都合を優先しなければいけない」という強力な思い込み(呪縛)が心に深く刻み込まれているからです。
頭(理性)では「この人と一緒にいても傷つくだけだから離れよう」と理解していても、心(感情・潜在意識)が「見捨てられたらどうしよう」「嫌な顔をされたら怖い」「距離を置くなんて冷たい人間だ」と激しく拒絶反応を起こしてしまうのです。
このような状態を、私のカウンセリングではよく「頭では分かっているけれど、心が反対している状態」という言い方をします。
人間は、頭と心が一致しない限り、実際の行動に移すことはできないのです。
では、どうすればあなたを雑に扱う人から「距離を置いてもいい」と、心に許可を出してあげられるようになるのでしょうか。
その答えは、自分の中にある「離れることへの恐怖」や「仲良くしなきゃという思い込み」がどこから来ているのかを解き明かすことが必要です。つまり、どうすれば心が納得して許可を出せるのか、その条件を一つひとつ徹底的に探していくのです。
しかし、長年抱えてきた思い込みを、自分一人の力で見つけ出して書き換えるのは、ほぼ不可能です。なぜなら、一人でできるのならば、すでにあなたの悩みはなくなっているはずだから。
だからこそ、一人で抱え込んで悶々と悩み続けるのではなく、カウンセリングなどの専門的なサポートを頼ることが不可欠になります。
自分のために必要なサポートを「自分から見つけて利用していく」ことこそが、自分を大切にするための第一歩なのです。
自分を傷つける人から距離を置くことは、決して冷たいことでも、わがままなことでもありません。それは、あなた自身の人生を守るための「正しい境界線」です。
もし今、頭では離れたいのに心が追いつかなくて苦しんでいるなら、「離れられない自分」をどうか責めないでください。
まずは、自分を変えるための小さなステップから始めましょう↓


